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秋の気配

  • kisaragihyougu
  • 9月25日
  • 読了時間: 1分

正岡子規の俳句「白萩のしきりに露をこぼしけり」を題材に揮毫された作品を掛軸に仕立てています。

子規のこの句は、秋の白萩に宿った露が次々と滴り落ちる様子を描いた俳句で、写実的でありながら清らかな風情を感じさせます。掛軸に仕立てることで、書と俳句の世界がより引き立ち、床の間や空間に掛けた際には、秋の気配を静かに伝えてくれます。

いまはまだ仮張りに張り込む前の段階です。掛軸の仕立ては、和紙や裂地との調和も見どころのひとつで、仕上がるとまた書の表情が一段と引き立ちます。完成した姿を掛けるのがとても楽しみです。

作業前
作業前
裏打後
裏打後

 
 
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